■広告収入では『イッテQ』にボロ負け
「ただ、それは世帯視聴率に限った話。7月19日の放送では『ポツンと』の世帯視聴率が17.3%、『イッテQ』が14.7%と『ポツンと』が上回っています。しかし、個人視聴率では『イッテQ』が10.5%、『ポツンと』が9.3%なんです。
スポンサーには、年配層の視聴者より若年層を求める企業が多い。13歳から49歳までのいわゆる“コア層”が圧倒的に見ているのは『イッテQ』のほうで、広告収入も同番組のほうが高いんです。『ポツンと』に比べ、『イッテQ』に入ってくる広告収入は、なんと倍ほどだといいます。
番組スタッフとすれば、“世帯視聴率はコッチほうがいいのに、収益2分の1ってどういうこと?”というところかもしれませんが、スポンサー企業にとっては、もう完全に個人視聴率が広告出稿の指標になっているということではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)