■一生安泰だと思われた『相棒』も……

 2018年3月に都内の高級ホテルで行われた『相棒 season16』の打ち上げと、放送回数300回突破を記念したセレモニーにはテレビ朝日の早河洋会長も出席。「今度は600回までやっていただきたい。600回となれば水谷さんは81歳。80歳はまだ若い!」とスピーチしている。

「早河会長のこの発言もあり、『相棒』は水谷さんがいる限りずっと安泰だと見られてきました。また、水谷さんは“自分が身を退いたら、ソリでそのまま続けてほしい”と、現在の相棒である反町隆史さん(46)に『相棒』を禅譲したいと、番組のスタッフや局の上層部などにも話しているといいます。

 ただ、世帯視聴率から個人視聴率に評価基準が変わってしまったことで、若いコア層が見ない『相棒』を続けていくことに疑問を持つ関係者も出てくるはず。コロナの影響で広告収入が激減していて、テレ朝としても余裕はないですから、本当に反町さんに禅譲されるとしても、それまで『相棒』が続けられるか、心配ですよね」(ドラマ関係者)

 テレビ界に激震が走った個人視聴率への移行。危機を迎えるのは『相棒』だけではないのかもしれない――。

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