■1本50万円の超低予算

 改編後の深夜枠では、番組1本あたりの制作費も大幅削減される見込みだという。前出の放送作家は言う。

「短時間の番組を連続で放送するというのは、制作費を極限まで削減するためでしょう。一般的に、深夜番組の制作費は1本200万円程度と言われていますが、今度の改編では1本50万円で制作するよう指示が出ているというんです。これには尻込みする制作会社が多数だといいますね。

 ただ、逆に言うと、テレビ朝日としては、ここが生まれ変わりの“最後のチャンス”と考えているようです。業界騒然の大改革で、テレビ朝日の深夜枠から新たなスターやヒットコンテンツが生まれる可能性はあるでしょう。それでも制作会社にとってみれば、50万円という制作費は冗談みたいに安い額。それをやっていくためには、相当な工夫や努力が必要になるのではないでしょうか」

 さまぁ~ずとくりぃむしちゅーという大物コンビでさえ番組打ち切りの危機に瀕するテレビ業界。行きつく果てにはいったいどんなコンテンツが残っているのだろうか――。

あわせて読む:
・さまぁ~ず大竹「やってるうちに入らない」、イクメンぶりを完全否定!?
・マツコ、千鳥、第7世代だけ!?テレ朝深夜「全白紙」で芸能人絶滅危機!
・千鳥ノブ、レギュラー16本から増量!「クセすごくない」人気のワケ12!!
・『霜降りミキXIT』でも“渡部イジり”!? 兼近「俺が悪かった」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4