■反安倍姿勢のキョンキョン

 政界進出といえば、小泉今日子(54)は以前から積極的に政治的発言を繰り返しており、各政党からも出馬へのラブコールが届いているとされる。

 東京高等検察庁の黒川弘務検事長の定年を延長する閣議決定を受け、自民党が検察庁法改正案の審議を5月8日に強行すると、5月10日、小泉が代表を務める「株式会社明後日」の公式ツイッターはこれに抗議するため、「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグを付けて投稿。

 また小泉は4月22日、「株式会社明後日」のアカウントで「アベノマスクの不良品を政府、公表せず」というニュースをリツイートし、「人間だから間違えや失敗は誰にでもあるだろう。一生懸命やった結果だったら人はいつか許してくれるかもしれない。でも汚らしい嘘や狡は絶対に許されない。カビだらけのマスクはその汚らしさを具現化したように見えて仕方がない」と、安倍政権を厳しく批判。

 アベノマスクについては、7月27日にも再び、怒りをにじませてつぶやいている。政府がさらに、アベノマスクを8千万枚配布予定だというニュースを受けてのものだが、小泉は「ちょっ、ちょっと!」とツイートをしている。

 彼女は、5月31日付の日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』の1面にも登場。女優で劇作家の渡辺えり(65)と対談し、「日本は、日頃から文化に温かくないなと感じます。韓国なんて国が映画を支援して、完全に日本を追い越しちゃったでしょう。日本だって、やる気になればできるはずです」と政府を批判した。

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