■ネタ番組MCは大物の役割

 千鳥はこれまでも、ネタ番組では『そろそろ にちようチャップリン』(テレビ東京系)に出演してきたが、あくまでアシスタント的役割を務めてきた。

 前出の放送作家は話す。

「ネタ番組といえば、ダウンタウン松本人志さん(56)は『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)や『キングオブコント』(TBS系)の審査員を、相方の浜田雅功さん(57)は『キングオブコント』でMCを務めています。

 また、ウッチャンナンチャンの2人も『ザ・イロモネア』(TBS系)のMCをはじめ、内村光良さん(56)は『にちようチャップリン』、南原清隆さん(55)は『ネタパレ』(フジテレビ系)でMCを務めていますよね。

 ビートたけしさん(73)は『THE MANZAI』(フジテレビ系)の大会最高顧問、引退しましたが島田紳助さん(64)は2001年に『M-1グランプリ』を立ち上げ、大会委員長を務めたました。

 ネタ番組のMCというのは、ある程度のポジションを築いている大物やベテラン芸人がやることが一般的です。“クセが強い”という切り口はありつつも『クセがスゴいネタGP』もれっきとしたネタ番組。数々の人気芸人を取り仕切るのが千鳥、というのは、芸人にもスタッフにも彼らが認められているという証でもありますよね」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4