■相葉が“利用”されてしまう
制作会社関係者は言う。
「相葉さんは、2004年の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に開始当初から出演していて、志村さんの“愛弟子”と言われるほどの存在です。その相葉さんが出演するとなれば、本気度、誠意が視聴者にも伝わって、当初の批判も抑えられるだろう、という思いもあったかもしれませんね。ただ、結果的には、批判的に考えていた人には火に油を注いだ形になってしまった。
批判の声が上がる背景には、やはり、チャリティー番組であるはずの『24時間テレビ』にさまざまな“グレーな話”がささやかれているからでしょう。出演者にギャラが出る、日テレにはスポンサー企業から多額の広告費がもたらされる、などなど。やはり、このコロナ禍で強引に番組の放送を決めたのは、自局の利益を優先しているように見えてしまうのでしょうね。
その番組に、偉大なコメディアンの志村さんが、そして嵐の活動休止ラストイヤーの相葉さんが“利用”されてしまう――そうした思いを抱いたファンの方々が、反対の声を上げたのには納得できるような気がします」
厳しい批判の声はあるが、出演者、スタッフには、志村さん愛に溢れた素晴らしいドラマを作り上げてほしい。