コロナ禍の夏本番、パチンコ店が「出さざるを得ない」理由【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 7月中ずっと長雨が明けなかった今年の夏は、ほとんどの地域が梅雨明け宣言のないまま夏本番に突入するのだそうです。となると、「こうした異常気象時のパチンコって、出すのか、出さないのか」は、知りたい所ですよね。

 結論からいくと、この夏は、「出さざるを得ない」でしょう。なぜなら、コロナ自粛でホールが閉まっていた4月の2週目~6月の半ばまで。そして暑さ逃れにホールに出向く人が皆無だった7月……ときたら、パチンコなどという不要不急の極みは忘れ去られちゃうのです。こうならないために、苦しい台所事情であろうが還元に傾くわけです。休眠ユーザーを呼び戻し、リピーターを増やすため、今は出しとかねばしゃーない。というわけです。

 狙い台は、定番人気の『海シリーズ』『リング』『貞子3D』は、夏の風物詩なので当然のチェック。他にも、盆暮れになるとなぜか“栄(ば)える”のが、『牙狼』ということは、実は全国のホールの幹部は熟知していまして、なので『牙狼シリーズ』もおすすめです。

 スロットは、これまた盆暮れに“栄える”のが、『ミリオンゴッド』。こちらも狙い目となるでしょう。他には『沖ドキ!』ならびに『ハナハナ』という「沖スロ」がアツいでしょう。ほか、『ジャグラーシリーズ』は、シマ単位でトントン以上の甘い設定になっていると思って間違い無いです。それに加えて、『HANABI』が地味にシーズン到来ですのでこちらもチェック。

 ……なんか在来の5号機すべてをオススメにしてしまった感もありますが、冒頭に記した通り、ホールがシタテに出る今年の夏はこれぐらい期待しても大丈夫です。

  1. 1
  2. 2