■キャラクター大賞が代理戦争に!?
それぞれのグループに対する対抗意識が、意外なところに飛び火するケースも見られる。
前出の女性誌記者は、
「2020年サンリオキャラクター大賞の結果が6月9日に発表されたとき、6位にラインクインしたX JAPANのYOSHIKIとハローキティのコラボキャラ・YOSHIKITTYに注目が集まりました。というのも、YOSHIKIがSixTONESのデビュー曲『Imitation Rain』の作詞・作曲・編曲をが手掛けた縁で、SixTONESのファンにも応援が呼びかけられ、実際に投票する動きもあったんです。そのため、“組織票だ”との批判が寄せられたんです」
と話し、こう続ける。
「Snow Manのファンも1位になったシナモロールに投票する動きがあったという話も聞こえてきます。以前からメンバーの渡辺翔太(27)がシナモロールと似ている、という声があり、YouTubeで渡辺とシナモロールが共演したこともありました。そうしたこともあって、“すごいね、シナモン。スノ担(Snow Manファンの愛称)の力も少しありそう”との声もあったんです。
結果的に、SixTONESファンがYOSHIKITTY、Snow Manファンがシナモロールに肩入れする形で激突。“SixTONESvsSnow Manの代理戦争と化してる”“キャラクター大賞は有名人の代理戦争じゃないんですよ”と揶揄する声もでてくる始末でした」
しかし、こうした両グループファンの競い合いが良い効果をもたらす可能性もあるだろう。
「世界的なブランドとコラボしたジェシーとラウールですが、今回は目立った競い合いのようなものは見られませんでした。しかし、今後コラボがあり、それぞれのファンが“どっちの方が売れた”ということで競った場合、相乗効果で商品の売り上げがアップするということがあるかもしれませんね」(前同)
SixTONESとSnow Man、双方のファンの後押しが、両グループに勢いをつけているのは間違いなさそうだ。