最強横綱・白鵬と人気者・遠藤は「角界の2大嫌われ者だった」の画像
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 4か月ぶりに観客を入れての開催となった大相撲七月場所。「幕内の阿炎が、日本相撲協会が定める外出自粛ルールを破り、夜の店で会食したため、7月25日から休場するなど、コロナ禍ならではの騒動もありました。そんな中、鶴竜の途中休場で、“一人横綱”として圧倒的な強さを見せたのが白鵬。横綱土俵入りでは、自身がスカウトした内弟子の炎鵬と石浦を従え、早くも“最強親方”の風格を漂わせていました」(相撲記者)

 ところが、ここにきて“白鵬親方”に黄色信号が点灯しているという。「顕著な功績をあげた横綱には一代年寄が与えられ、これまで大鵬、北の湖、貴乃花らが襲名してきました。白鵬も一代年寄を襲名する気満々で、東京五輪後に引退し、白鵬部屋を興すというのが既定路線です。ただ、親方衆からは、“白鵬に一代年寄を与えるな”と主張する声が上がっているんです」(前同)

 横綱審議委員会から、たびたび苦言が呈されている“かちあげの多用”や“土俵での万歳三唱”など、横綱としての品格が疑問視されているためだという。「その急先鋒になっているのが、相撲協会の広報部長を務める元横綱・大乃国こと芝田山親方です。ガチンコ横綱として一時代を築いた芝田山親方は、白鵬の品格に欠ける行為を問題視。昨年の春場所では、白鵬が優勝直後、勝手に三本締めを始めたことに激怒し、“おまえの優勝記録は、ただの数字だ”とクギを刺したそうです」(同)

 これには、さすがの白鵬も危機感を感じたのか、「同場所直後に理事会に呼び出された際は、シュンとしていたそうです。一代年寄の取り消しを示唆されたのかもしれません。報道陣にも“令和の大横綱と思ってもらえるのでしょうか”と、珍しく弱気な発言をしていましたからね」(同)

 角界の嫌われ者は、白鵬だけではない。「親方衆から不評なのが人気力士の遠藤。“遠藤があいさつしてくれないんだよ(笑)”と冗談交じりに愚痴る親方は多数。彼はすでに親方株を取得済みなので、引退後も角界に残るはず。もう少し、親方や関係者に溶け込んだほうがいいと思うけど……」(協会関係者)

 記者からも、ブーイングが殺到しているという。「負けたときは無言というなら分かるんですけど、勝っても記者を完全に無視。あまりの記者泣かせぶりに“(遠藤がCM出演している)永谷園のお茶漬けが食べられなくなった”とこぼす記者もいるほど」(スポーツ紙相撲担当記者)

 実は、“角界のドン”も遠藤が大嫌いのようだ。「日本大学の田中英壽理事長です。1983年から同大相撲部監督に就任し、舞の海ら人気力士を多数輩出。現在も影響力は絶大で、日大卒の有望力士を獲得すべく、親方らは田中理事長のご機嫌伺いに躍起です」(前出の相撲記者)

 かつては日大出身の遠藤が大のお気に入りで、田中理事長夫妻が音頭を取って遠藤の個人後援会を発足させたほどだったが……。「理事長夫人が将来の女将候補として引き合わせた女性を遠藤が袖にし、かねてから交際していた一般女性と昨年5月にこっそり入籍。同年10月にスポーツ紙が結婚の事実をスッパ抜くという事件があったんです。この一件で、遠藤と田中理事長は絶縁状態となり、現在、遠藤の個人後援会は消滅。これでは、親方として部屋を持っても、運営で苦労しそうです」(前同)

 角界の2大嫌われ者となってしまった白鵬と遠藤。悪評も人気の裏返しか!?

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