『愛の不時着』ヒョンビンも?「大人男子」「承認女子」の“恋”で大ヒット!の画像
※写真:Photofest/アフロ

 『愛の不時着』『梨泰院クラス』のメガヒットに続き、『サイコだけど大丈夫』(すべてネットフリックス)が大ヒット中の韓国ドラマ。ドラマの人気と比例して、ヒット作に出演しているヒョンビン(37)、ソン・イェジン(38)、パク・ソジュン(31)、キム・スヒョン(32)ら韓国俳優たちの人気も急上昇中だ。

 これほどまでのヒットを生んだ韓国ドラマの特徴や、俳優陣たちの魅力とは一体何なのだろう? 8月20日に発売された韓国エンターテインメント情報誌『韓国TVドラマガイド』(双葉社)の最新号では、最近の韓国ドラマブームの傾向やヒットの要因を、韓国のエンターテインメント業界に詳しいエディターの高橋尚子さんと杉本真理さんが徹底考察! その一部を紹介したい。

「『愛の不時着』『梨泰院クラス』に関する問い合わせが編集部にも急増。2作の人気を感じています」(高橋)

「このブームの背景には、“ステイホームで時間ができたことで、1話60分以上で16話に及ぶ韓国ドラマを見るハードルが下がった”“ネットフリックスのような動画配信サービスで一気見が可能”“SNSでの口コミ(特に芸能人)といった外的要因”があったと思うんだけど、これって、(2003年にNHKで放送された『冬のソナタ』が火付け役となった)韓流第一次ブームに重なるものを感じるんだよね。違ったのはハマった世代・層の広がりかな」(杉本)

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