８月２２日から２３日にかけて放送された『２４時間テレビ』（日本テレビ系）。その一企画として、３月２９日に新型コロナウイルス肺炎で亡くなったタレント・志村けんさんのドラマ『誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ―』が放送された。
「このドラマは、『天才！志村どうぶつ園』（日本テレビ系）の企画の成り立ちから、志村さんの素顔などを、番組スタッフの目を通して描いたもので、主演はジャニーズＷＥＳＴの重岡大毅（２７）が務めています。
今回の企画は放送前から“完全に視聴率の食い物”“志村けんの死を視聴率稼ぎに使うな”などの批判が多く寄せられ、放送当日でもそうした声は収まっていなかったたんです。しかし、蓋を開けてみると、“涙と鼻水でグチャグチャになりながら観た”や“志村けんさんへの愛しか感じられない素晴らしいドラマ”など好意的な意見で持ち切りでした」（テレビ誌ライター）
その結果、『誰も知らない志村けん』は世帯視聴率が２２．６％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）という非常に高い数字を記録した。
「今回のドラマで重岡は、ＡＤの信頼を集め、念願だった志村さんとの仕事を実現させるために奔走する、熱意をもって番組作りに挑むディレクターを演じていました。主演とはいえ、作品はあくまで志村さんがテーマであるため、自身の存在を目立たせるのではなく、淡々と自然に演技をしていのも印象的でしたね。ネット上ではそんな重岡に“演技が自然で上手すぎ”“重岡さんも味のある役だった”など称賛が多く寄せられました」（前同）
