石原さとみさんというと、多くのCMに起用され、好感度の高いイメージがあります。女性が選ぶ、「なりたい顔」のアンケートでも常に上位に入り、同性からの支持も厚いはず。しかしなぜか、「小悪魔」という印象がよぎります。役柄の影響もありますが、なぜ好感度の高さと相反するような評価が下されるのか。ananwebなどでも執筆中の恋愛ライター・分析家の私、塚田牧夫が、彼女の小悪魔的魅力の源泉に迫ります。
■キスを連想させる「ポテッとした唇」
「なりたい顔」ランキング常連として、女性から強い憧れを抱かれる石原さんの顔ですが、なかでも大きな特徴は「唇」ではないでしょうか。
厚めのポテッとした唇は、柔らかな感触を思わせ、触れたいという欲求を掻き立てられます。見つめていると吸い寄せられてしまいそうになるほど。
そこで世の男性たちが連想するのは、キスしたときの感覚です。唇と唇が重なった瞬間に伝わってくる弾力、温もり、みずみずしさを頭になかに思い描きます。
男たちは、幾度となく妄想で彼女とキスを交わすのです。逆に言えば、石原さんほど男たちに妄想で唇を奪われた女優はいないのではないでしょうか。
また、彼女のようなボリュームのある唇は、メイクの仕方や力の入れ具合によってその状態に近付けることができます。努力次第で近付ける可能性を感じるところから、女性たちの目標としやすい存在ともなるのでしょう。