三浦春馬のラスト『せかほし』総集編SPと盟友・佐藤健の胸中の画像
(左より)佐藤健、三浦春馬

 今年7月18日に急逝した三浦春馬さん(享年30)と、シンガーソングライターのJUJU(44)がMCを担当する紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK)は、9月3日に『感謝祭SP』と題して、番組2年半の歩みを振り返る総集編兼追悼企画を放送した。

「18年4月に放送された、記念すべき初回“ご褒美スイーツ”が、最初に紹介されました。世界各国のスイーツを買い付けるバイヤーにフォーカスした回で、オーストラリア産の低温調理で製法し、バラをミックスした“ローチョコ”をスタジオで楽しんでいました。三浦さんは“優しい味わい”としていました。バイヤーによると、“チョコレート界の精進料理”だそうです」(専門誌記者)

 その後、フローリストをゲストに呼んだ際に、三浦さんとJUJUが互いをイメージした手作りブーケに挑戦する姿が放送され、JUJUは舞台『キンキーブーツ』で主演・ローラを演じた際の三浦さんをイメージしたブーケを作り、スタジオを盛り上げた。

 薄いピンクの花束の上に、縦長のオレンジのキンギョソウが突き出した奇抜なブーケだったが、JUJUいわく「華やかで孤高の存在でみんなをまとめるローラ(三浦の演じた役)」をイメージしたという。軽く振るとキンギョソウの頭がポッキリ折れてしまい、JUJUも三浦さんも大笑いしていた。

「その後も“おもちゃ”や“ファッション”について振り返ったり、これまで振り返ってきた34の国と地域の美しい風景の数々がが紹介されました。三浦さんは“CGみたい”と感嘆のため息をついていましたね。花だけが具材のベトナム名物“花鍋”に舌鼓を打つ場面もありました。ジャンル問わず激レアな“幻の名品”に密着した回などなど、数多くの名シーンが紹介されました。いちいち三浦さんが楽しそうだったのが、微笑ましくも切ないですね……」(前同)

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