長澤まさみが“男子の中心で、愛をさけぶ”「3つの生々しさ」の画像
長澤まさみ
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロインに抜擢。一躍脚光を浴びた長澤まさみさんは、以降、数々の映画やドラマに出演し、シリアスやコメディ、アクションやお色気と幅広い役柄を演じて高い評価を得ています。常に第一線で活躍し続ける彼女からは、他に類を見ない一種独特の生々しさが感じられてなりません。ananwebなどでも執筆中の恋愛ライター・分析家の私、塚田牧夫がその生々しい魅力について解説していきましょう。

■「肉体」の変遷

 長澤さんが、出世作ともいえる映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で演じた役柄は、白血病に侵された少女であり、どこか病弱なイメージが植え付けられました。カラダに関しては、肉体美などは期待していなかったでしょう。

 ところが、その後に公開された映画『ラフ ROUGH』で披露した水着姿は見事なものでした。長い手足に豊かな胸。布切れ1枚では到底覆い隠せないみずみずしさ溢れるナイスバディに、男性たちの目は釘付けにされたのです。

 しかし、このころの彼女はまだ10代。カラダは成長過程です。年齢を重ねるごとに全体的にボリュームアップしつつも、引き締まるところは引き締まり、より女性らしいカラダつきに仕上がっていきました。

 そして現在、映画やドラマ、舞台でもその肉体を惜しげもなく披露しています。

 男たちは彼女のカラダに関心を持ち、過去をさかのぼります。ネットを駆使し、成長の過程を追うのです。どのようにして彼女のカラダが形作られてきたのか、肉体の変遷を目の当たりにし、その生々しさに胸を焦がすのです。

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