有働由美子とNHK近江友里恵アナの差?コア視聴率の「残酷数字」!!の画像
有働由美子

 今年の3月30日より、視聴率調査を行っているビデオリサーチ社が「個人視聴率」を導入したことで、テレビ業界には大きな変化が訪れている。

 これまで「どれだけの世帯が番組を見たか」を示す「世帯視聴率」が、テレビ番組の評価基準とされてきたが、「性別や年齢などの項目別で誰がどれだけ見たか」を示す「個人視聴率」が重視されるようになった。

「世帯視聴率では日本テレビが5年連続で視聴率3冠を獲得するなど、独走状態が続いてきました。その日本テレビは2019年から、いち早く評価基準を個人視聴率にシフトしたんです。

 さらに、もう10年以上前から13歳から49歳を“コアターゲット”と定め、若年層に支持されるような番組作りに取り組んできたといいます。

 CMをうつスポンサーには、若者やファミリー層、いわゆる“コア層”が見る番組に広告出稿をしたいと考える企業が多い。やはり、購買力がありますからね。テレビ各局ではシニア向けの番組を打ち切って、広告出稿が期待できるコア層向けの番組を増やす方針を取っているんです」(制作会社関係者)

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