特別編目前!多部未華子『ナギサさん』は新垣結衣『逃げ恥』パクりは本当か⁉︎の画像
(左より)新垣結衣、多部未華子

 9月1日に最終回を迎え、8日には2時間スペシャル『新婚おじキュン! 特別編』が控えている『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)。最終回は多部未華子(31)演じる、仕事以外は不器用なアラサー女子・相原メイと、大森南朋(48)演じる50歳のおじさん家政夫・ナギサさんが結婚し、無事ハッピーエンドを迎えたのだが、この展開に同じくTBSの火曜ドラマで放送されていた「ムズキュン」ドラマを思い出す人が多かったという。

「16年に大ヒットした、新垣結衣(32)と星野源(39)主演の『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥)と、『ナギサさん』最終回の“結婚トライアル”がモロに被っているという声があるんです。『逃げ恥』は今年5月から、コロナ禍で『ナギサさん』放送が延期になっていた穴埋めで“特別編”として再放送されていて、よけいに印象が新鮮だっただけに、そうした騒ぎになったんでしょうね」(ドラマライター=以下同)

『逃げ恥』は、新垣演じる森山みくりが、星野演じる津崎平匡(つざき ひらまさ)と利害関係の一致から「雇用主と従業員」という関係の契約結婚をはじめ、徐々に本当に恋心が芽生えていくストーリーだった。みくりも平匡も生真面目な性格で恋が発展しそうでなかなか進展しなかったため、視聴者は2人のじれったい関係に「ムズキュン」させられたのは記憶に新しい。

 一方、『ナギサさん』は瀬戸康史(32)演じるライバル社のイケメン・田所優太の存在など、序盤から恋愛要素が無かったわけではないが、ナギサさんとの交流で心にゆとりが出来たメイが仕事で好調になったり、ナギサさんの説得がきっかけで、メイに理想を押し付けていて関係がギクシャクしていた母親・美登里(草刈民代)と和解したりと、ハートフルドラマの要素が強い作品だった。メイにとってナギサさんは、「恋の対象」というより「自分を支えてくれるお母さん」だた。キャッチコピーも「おじさん、とっ散らかった私のココロもキレイにして!」で、恋愛を前面に打ち出してはいない。

 ちなみに、『逃げ恥』のキャッチコピーは「私の就職先は、あなたでしたーー」で、こちらはいかにも結婚や恋愛を予感させるものだった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3