■約１０年前から黒い噂……
伊勢谷は俳優のみならず、美術家や実業家としても活動していた。
「伊勢谷は２００９年に自身が代表を務める会社を立ち上げたほか、２０１９年４月には伊勢谷が発起人となり、自らが設計を担ったプログラムなどを学ぶことができる学校も設立したばかり。
たしかに海外には医療用大麻や嗜好品としての大麻の解禁が進みつつある国もありますが、日本では当然ながら違法。ましてや教育事業に携わる人間が、大麻に手を出していたというのは言語道断ですよね。
伊勢谷はその教育事業の組織で学長を務めていました。一緒に取り組んでいた仲間、同僚は今回の逮捕に心から落胆しているのではないでしょうか」（芸能プロ関係者）
前出の夕刊紙記者はこう話す。
「実は、伊勢谷には１０年ぐらい前からさまざまな黒い噂がついて回っていたんです。今回、彼が大麻所持の疑い逮捕されたことで、関係者の間では“やっぱりか”という声も上がっているようです。大麻は１回あたり０.１グラムを使用するといいますが、伊勢谷は２０グラムを所持。単純計算で２００回分の量ですから、常習性がうかがえます。
その異常な量を考えると、果たして自分で使用するものだけだったのか、という疑いもありますよね。他人への譲渡はなかったのかと……。伊勢谷は１９９６年から芸能活動を始めていて芸歴も長く、芸能人の交友関係も広い。そのため、伊勢谷の逮捕をきっかけに新たな芸能人の薬物事案が動き出すのでは、ともささやかれています」
