鎌倉幕府が滅亡したあと、「建武の新政」を始めた後醍醐天皇が、持明院統の天皇を担いで挙兵した足利尊氏と対立したことを機に、全国の武士が両派に分かれて争乱を繰り返す南北朝時代が幕を開けた。当時の武将としては北朝の尊氏、南朝の楠木正成や新田義貞が名高い一方、この三人の“二世”もまた、長い争乱中に歴史の表…
鎌倉幕府が滅亡したあと、「建武の新政」を始めた後醍醐天皇が、持明院統の天皇を担いで挙兵した足利尊氏と対立したことを機に、全国の武士が両派に分かれて争乱を繰り返す南北朝時代が幕を開けた。当時の武将としては北朝の尊氏、南朝の楠木正成や新田義貞が名高い一方、この三人の“二世”もまた、長い争乱中に歴史の表…