9月20日、ジャニーズ事務所は少年隊の少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)が今年12月31日をもって、事務所を退所すると公式サイトで発表した。
退所にあたり、錦織は「恵まれ過ぎていた環境を飛び出し、これから私は沢山の厳しさを味わっていかなければなりません。そして、それをこれまでのジャニーズ事務所の教えで、跳ね除けて行こうと思います」とコメント。
植草も「今年、少年隊デビューから35年の節目にあたり、酸いも甘いも経験した上で、来年2021年1月よりピュアな気持ちで、新たなスタートラインに立ち、挑戦して行きたいという思いから卒業を決意致しました」と、退所後の決意を語っている。
残るメンバーの東山紀之(53)については、現在のままジャニーズ事務所に残留することになるという。
少年隊は、1985年に『仮面舞踏会』でレコードデビュー。その後も『デカメロン伝説』は『君だけに』などのヒット曲を連発。1986年に『NHK紅白歌合戦』に初出場し、以降8年連続で出場した。
「田原俊彦(59)、近藤真彦(56)、シブがき隊などとともに、ジャニーズ事務所の礎を築いたグループ。そのため、これまでの功績とメンバーの意向を尊重して『少年隊』は、錦織、植草が退所しても、所属グループとしてジャニーズにその名を残すことも発表されました。
ただ、デビュー35周年の節目の年というこのタイミングでジャニーズ事務所を退所することになったのは、やはり昨年7月にジャニー喜多川氏が逝去し、会社の体制が変化したことが大きかったのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)