■大野は当時からノリ気ではなかった

「今回の『TOKIOカケル』は経緯をわかりやすく整理するため、17年の松本が出演した際の結成秘話も同時に紹介していたんですが、そこで櫻井翔(38)、二宮、大野の3人はデビュー前から事務所を辞めたがっていたことを改めて説明されました。今回は省略されていましたが、退所するつもりだった大野はデビューが嫌で、2週間、携帯も家の電話も出なかったそうです(笑)」(専門誌記者)

 櫻井と二宮の退所理由はそれぞれ、「大学進学」と「海外に行きたいから」だった。二宮本人の発言と合わせると、「海外で本格的に裏方の勉強がしたい」ということだったのだろう。

 大野については、Jr.時代に京都の舞台で約2年間活動した結果「自分の中で踊りが極まったんで、もういいかなっていうのはありましたね」という心境だったと、17年の『あさイチ』(NHK)で本人が明かしている。

「二宮はやる気のあった松本と相葉については“デビューできてよかったね!”とかなり他人事で祝福していたことも明らかにしたほか、相葉と松本に迷惑をかけないようにデビュー中止を櫻井とジャニーさん宅に直談判しようとしたら留守で、“今度デビューするグループの名前は『嵐』で行こうと思います”というファックスを発見。もう辞めるに辞められない状況になっていたことを明かしました」(前同)

 ちなみに、名前についてのエピソードは、松本が出演した17年の回で“二宮と櫻井がげんなりして帰ってきた”とも紹介されていた。

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