「TBSの“役員待遇”といえば安住アナが有名ですが、実は、福澤さんもその1人なんですよね」(制作会社関係者)
“福澤さん”とは、平成と令和で最大のヒット作となったドラマ『半沢直樹』で監督を務めた福澤克雄氏(56)のことだ。
福澤諭吉の玄孫としても知られる福澤氏は、1989年にTBSテレビに入社し、『3年B組金八先生』シリーズ、木村拓哉主演の『GOOD LUCK!!』、『華麗なる一族』などのTBSドラマで監督を務めてきた。
2013年の『半沢直樹』の大ヒット以降は、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『下町ロケット』、『陸王』、『ノーサイド・ゲーム』など、TBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」で次々と名作を手掛けている。
「福澤氏はTBSテレビでは役員待遇のエキスパート職という役職です。2019年公開の映画『七つの会議』など映画でも監督を務めています。同作の興行収入は21億円。加えて『半沢直樹』のスピンオフ作品なども検討されているといいますから、局への貢献度を考えると、福澤氏が役員待遇になるのは納得ですよね」(前出の制作会社関係者)