■演出そのものは真摯だったのだが…
「問題なのは、事前に収録だとハッキリ公表していなかったことです。“なんかガッカリ”“生だと思っていた”と不満の声も、参加者がSNSで愚痴っていました。10月12日の『オリコン』独占インタビューで、錦戸本人もライブが生ではないと認めていたし、悪気はなかったと思いますが、事前にちゃんと説明するべきでしたね」(前出の女性誌記者)
インタビューで錦戸は、
「リハーサルは事前にきっちりやって、完全なる生配信にはできないまでも、ライブならではの臨場感、緊迫感というのも全部詰めて届けたかった」
と完全な生配信でなかったことを認めているほか、
「挑戦してみたからこそ、わかる部分はありましたね。通常のコンサートでは不可能な、ライブ配信ならではのカメラワークや照明の演出が可能になり、クリエイティブな観点からも、皆さんに楽しんで頂けていたらうれしいです」
と語っている。力を入れて取り組んでいただけに、事前説明不足という詰めの甘さが、より顕著に不満として残る形になってしまった。