■ベテラン俳優の出演がなかったことに

「ドラマの短縮の影響で1人、存在を抹消されたキャラクターがいたんです。本来の『カネ恋』は終盤で、物語の舞台となるおもちゃ会社『モンキーパス』を揺るがす大事件が起きて、玲子たちが辛い思いをする、という展開があったんですが、その際の重要人物“鷹野専務”というキャラクターが、第2話の時点ですでに登場していたんです」(前出の女性誌記者)

 実際に放送された第2話は、「若手ベンチャー企業の社長・山鹿(梶裕貴)が赤字事業の『わくわくスポーツランド』のリニューアルを新規提案するも、玲子の言葉に理念を思い出した『モンキーパス』社長で慶太(三浦春馬)の父親である猿渡富彦(草刈正雄)が断って破談になる」というストーリーだったが、実はこの商談の場面に、モンキーパスの“鷹野専務”も登場していたのだという。

「山鹿らの会社と、富彦を含めたモンキーパスの役員が4対4で会議室で商談をしている序盤と終盤の場面に“鷹野専務”は登場し、台詞もあったようですが、放送された第2話ではそんなキャラはいなかった。2話撮影の段階では三浦さんは存命で、該当シーンも撮影していたはずなんですよね」(前同)

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