4コマ漫画『ボートレース訓練生・美波』ネームプレートのこぼれ話の画像
週刊大衆『ボートレース訓練生・美波』第37回

 福岡県柳川市にあるボートレーサー養成所の訓練生にとって最も気持ちが引き締まるのは、やはりボートの操縦訓練。文字通り、将来のプロレーサーへの手腕を問われます。

 ちなみに、ボートレーサーの一番の醍醐味は「必ずしも運動神経の優れた人間が強いわけではない」というところ。他の競技ではまったく力を発揮できなかった者でも、プロになってから活躍する可能性は十分にあります。

 事実、どのような資質の選手がボートレーサーに向いているのかは、いまだに解明されていません。

 また、ボートレースでは本来、スポーツでは不利な条件と言われる「体の小さいこと」が逆に有利に働きます。

 つまり、受験資格さえクリアすれば、性別問わず、どんな訓練生でもプロで活躍できるチャンスを秘めているのです。

 しかしながら、現実の操縦訓練では、うまい下手にかなりの「差」が生まれます。特に、しっかりと統制された養成所の訓練においてはソレが顕著。ボートの横に大きく自分のプレートがついているので、誰が良い操縦をしたかも誰がミスをしたのかもすぐに分かります。

 ちなみにプレートは通常、男性が黒い文字、女性が赤い文字です。

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