■『スパイの妻』は一緒に見た?

 また、蒼井はヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した『スパイの妻』で主演しており、伊集院が嫉妬心はないのかと質問。山里は「ヤキモチを焼くかと思ったんです。(自分は)器ちっちゃいじゃないですか。でも、焼くのもおこがましい」とコメント。

 さらに「奥さんの映画にかけるパワーとか、役の演じきり方とか、魂の削り方を見ると、“おまえ、ほかの男とキスしてるんじゃねえよ”と言ったら、さすがに人として終わりだなって。あの作品のみんなで、チームで作ったものに対して、“あんまりラブシーンとかやらないでくれない?”なんて、言えないですね」と、女優の夫しての胸中を明かした。

 山里はこの後、同日午後放送のラジオ番組『たまむすび』(同局)で今回の発言について言及。番組パーソナリティの赤江珠緒(45)が『スパイの妻』を見たのかと質問すると、「スパイの妻の旦那として見てきましたよ」と、ユーモアを交えながら作品を絶賛した。

 また、映画評論家の町山智浩(58)に『スパイの妻』も蒼井と一緒に見たのかと問われると、山里は「奥さんが“一緒に行くの恥ずかしい”って、1人で」と、激しいラブシーンの『宮本から君へ』から一転して嫌がったと答えた。

 『宮本から君へ』はオーケーで『スパイの妻』は恥ずかしい。女優心というのは、なかなか微妙なようだ。

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