テレビの中の女たちvol.15 上白石萌歌
今年の4月末に配信された広瀬アリス・広瀬すず姉妹のインスタライブ。そこで視聴者に届けられたのは、妹のすずが姉のアリスに終始くっつきちょっかいをかける、そんな2人のイチャイチャだった。その中で、すずがふいにこんなことを言った。
「あの姉妹みたいになろ。品があってさ。憧れるよね」
ここですずが触れた「あの姉妹」とは、上白石萌音・萌歌姉妹のことだ。
上白石姉妹のデビューのきっかけは同じだった。姉の萌音が応募予定だった東宝シンデレラオーディションに、妹の萌歌も参加。ただ、もともとミュージカルなど人前に出ることに前向きだったという姉に対し、妹のほうは「私はむしろ人前で話すことがすごく苦手だった」と振り返る(『おしゃれイズム』2018年6月10日、日本テレビ系)。
しかし、約4万人の中からグランプリを受賞したのは妹だった。同時に姉は審査員特別賞を受賞。2人は一緒に芸能活動を開始した。姉・萌音が12歳、妹・萌歌が10歳の年だった。
そんな姉妹の妹、萌歌が14日の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演。広瀬すずは「品」と表現していたけれど、司会の上田晋也も萌歌を前に「この2人はすごく純粋な感じするよね」と評す。
「芸能界ずれしてないっていうか。このまま芸能界っていう紫外線にやられずに」
この上田特有のたとえに萌歌も応じる。
「UVカットで」