アイドルで坂道オタ! 前田美里の「坂道が好きだ!」 第41回
近年、さらに加熱する坂道シリーズ。その人気は多種多様のファンを生み、ついには同じアイドルながらにアイドルを推すという熱烈な「坂」ファンが現れた。それが坂道オタ界隈でもガチ勢と認められるグラビアアイドル前田美里だ。彼女とともに坂道の魅力に触れていきたい。
■菅井友香のメッセージと『誰がその鐘を鳴らすのか?』
――配信ライブ終盤の菅井さんからの「メッセージ」は改名発表はもちろんのこと、メンバー自身の口から「耳を塞ぎたくなるようなことに悩まされた日もありました」という言葉が出たことも衝撃的でした。
私は……あれをメンバー自身が言うってことは、メンバー自身も悔しかったりなんとも言えない感情でいたりしたんだろうなって。自分たち応援してる側でも思ってたことだし、やっぱりそれを本人たちも直に聞いてるってことだから、あれを発したってことはそういうのがいっぱいあったってことなんだろうなって思いましたね。
特にゆっかーってあんまり感情的にならないイメージじゃないですか? ゆっかーがもう全身震えながら喋っているのが画面からでもすごく伝わってきたから、私もあそこで一気に感情が……。すごい声も震えてましたし、普段感情を表に出さない人がああなるってことは、もうすごい緊張となんだろう……いろんなもの全部が伝わってきましたね。
――そのあとに締めくくりとして『誰がその鐘を鳴らすのか?』が初披露されたのは流れとして見事すぎました。
「最後に1曲やります」ってなった流れでファーストからのあのジャケ写を流すの、アレはいかんだろうって思いましたね。「アレは絶対に泣くだろう」って(笑)。
――『誰鐘』はどうでしたか?
いやもう、泣きじゃくりながら見てましたね。CMでは流れてたからなんとなく馴染みはありましたけど、最後までちゃんと聴いたのは初めてだったので。みんなも涙ながらに歌ってて、いろんな感情になりながら歌っているなって。
――あの曲にセンターは存在しないんですよね。
そうみたいですね。でも最後らへんのゆっかーの後ろにあかねん(守屋茜)がいるところとか、1つ1つの動きに意味があるんだろうなぁ。で、最後シャッターで幕を閉じるっていうのは、「ああ……。欅坂らしいな」と思いました。最近のライブとかでもホントにアンコールとかなかったし、スパッと終わることが多かったから。
とにかく衝撃的なライブでしたね。時間も1時間半くらいで短めだったけど、全部がぎっしりと詰まったライブでした。