現役アイドル前田美里「日向坂46の映画を観て『キャプテンはやっぱりすごいな』って思いました」【画像40枚】「坂道が好きだ!」第44回の画像
前田美里

アイドルで坂道オタ! 前田美里の「坂道が好きだ!」 第44回

 近年、さらに加熱する坂道シリーズ。その人気は多種多様のファンを生み、ついには同じアイドルながらにアイドルを推すという熱烈な「坂」ファンが現れた。それが坂道オタ界隈でもガチ勢と認められるグラビアアイドル前田美里だ。彼女とともに坂道の魅力に触れていきたい。

■自然と涙が止まらなかった

――今回からは日向坂46欅坂46の「ドキュメンタリー映画」をテーマにお話しいただきたいと思います。まず日向坂46の『3年目のデビュー』を観る前はどんな気持ちでしたか?

日向坂は前にお話しした『日向坂46ストーリー』もそうですし、今までも「けやき坂46(ひらがなけやき)」時代の物語というのは結構出してきてたじゃないですか。 だから映画では日向坂に改名してからのお話のほうが多いのかなと思ったので、そんなに重い映画にはならないだろうなと思っていました。実際に観たときもそんなに苦しくなくて、深く考え込まずに観られる映画でしたね。

――前田さんは『3年目のデビュー』の感想ツイートのなかで「自分の過去(アイドル時代)と照らし合わせながら見ていたら自然と涙が止まりませんでした。」と書いていましたね。

そうですね。ひらがなけやきは欅坂46の影に隠れてる存在だった期間が長かったじゃないですか? 映画の中でキャプテン(佐々木久美)が「みんなの方向性が合わなくなってきた」みたいなことを言ってたと思うんですけど、私もアイドルグループのリーダーをやっていたときに、規模は全然違いますけど、メンバーの方向性が合わなくてというのを経験していたから、そういうのを自分と照らし合わせながら観ていたらめちゃめちゃ泣けてきました。特に「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」に出たときにみんなに怒っているシーンなんかは「私もすごく気持ちが分かる」と思いながら見てました。

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