『欅って、書けない?』からリニューアルされた櫻坂46の新番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)の初回が10月18日(日)深夜に放送された。初回の内容は、12月9日(水)に発売される1stシングルの表題曲『Nobody‘s fault』のフォーメーションを発表するというもの。
今回のシングルではMCのハライチ・澤部佑がメンバーの目の前でフォーメーションを発表するという欅坂46時代の初期を彷彿とさせる形をとっており、表題曲に選ばれた、もしくは選ばれなかったメンバーのリアルな表情を視聴者にダイレクトに伝えるものになっていた。
表題曲に選ばれたメンバーは、カメラの前で今の気持ちやこれからの活動に対する意気込みなどを語っていたのだが、なかでも印象的な発言をしていたのが2期生でメンバー最年少の山崎天である。
今回のシングルで山崎に与えられたのは、カップリングも含め全ての楽曲に1~2列目で参加する「櫻エイト」のポジションだったのだが、そのあとに言った「変化ではなく進化していきたい」というコメントは、再スタートを切ったグループが“これからすべきこと”を的確に言い表していたのではないだろうか。
その言葉は5年間に渡ってグループを見守り続けてきた澤部の心にも刺さったようで、VTRが終わったあとに澤部が「あれは印象的な言葉でしたけども」と山崎に振ると、彼女は「やっぱり素直に櫻坂46をいいグループにしたいなって思いますし、1stシングルなので、みんなでいいグループに良い作品にしたいなって思います」と改めてコメント。
メンバー全員や大人たちに囲まれたスタジオで話すその姿は若干15歳とは思えないくらい堂々としたものであり、彼女自身がすでに“進化”の途中にいることを感じずにはいられないほどだった。
1stシングル表題曲『Nobody‘s fault』のメンバーは以下の通り。
3列目(左から)
武元唯衣、大園玲、守屋茜、松田里奈、尾関梨香、土生瑞穂
(文・鎌形剛)