全ての写真を見るアイドルで坂道オタ！ 前田美里の「坂道が好きだ！」 第４９回
近年、さらに加熱する坂道シリーズ。その人気は多種多様のファンを生み、ついには同じアイドルながらにアイドルを推すという熱烈な「坂」ファンが現れた。それが坂道オタ界隈でもガチ勢と認められるグラビアアイドル前田美里だ。彼女とともに坂道の魅力に触れていきたい。
■「辞めます」って言いそうな雰囲気だった
――『僕たちの嘘と真実 Ｄｏｃｕｍｅｎｔａｒｙ ｏｆ 欅坂４６』では東京ドーム公演の舞台裏がまたスゴかったですけど、前田さんは現場にいたんですよね？
２日間ともいました。でも、まさか裏側であんなことが起こっていたなんてまったく思いもしなかったから。きっと裏側でアンコールって聞こえてるの、てち（平手友梨奈）にとってはある意味地獄だったんだろうな……と思って。
――現場にいたファンとしては、あれを見て申し訳ない気持ちになってしまったんじゃないですか？
そんな感じになりましたよね。でもあんなヘロヘロになりながらも舞台上に出たらパッてスイッチ入るし、オープニングでも１人で５分くらいやってたじゃないですか？
本番前も直前までうずくまってて、みんなに支えられてやっとみたいな感じだったのに、ステージ立った瞬間にスイッチが入ってたから、あれは本当にすごかったですね。
――２日目のダブルアンコールで披露した『角を曲がる』が、平手さんの欅坂４６としての最後のパフォーマンスになりました。
映画のインタビューでゆっかー（菅井友香）が「これが最後っていう気持ちで頑張ってくれてたんじゃないかな」って言ってたから、メンバーもみんな分かってたことだったんだと思います。
実際あの現場でも『角を曲がる』が終わった後に「辞めます」って言いそうな雰囲気は感じてたので、そういうことだったんだろうなって思いましたね。あの時期って選抜もそうだし、『１０月のプールに飛び込んだ』のＭＶ撮影もそうだし、ホントにいろんなことが重なり続けてたと思うので……。
