■アイドルを１１年続け、活動停止から５年が経ってもまだ２０代
清水自身は、２０１１年のソロ写真集のリリース、ハロプロ関連の舞台出演程度で、目立ったソロ活動はなかったが、グループの軸として存在し続けた。ニックネームも“キャプテン”だった。
Ｂｅｒｒｙｚ工房の２０１５年の春からの活動停止が発表されたのは２０１４年、『普通、アイドル１０年やってらんないでしょ！？』というシングルをリリースした２ヶ月後のことだ。
そして、翌年３月３日の日本武道館公演をもって無期限の活動停止期間に入った。結成当初、メンバーの入れ替えも示唆されたが、石村舞波の早期離脱以外は増員もなく、７人体制での活動は長きにわたった。清水は結成から活動停止まで、最年長メンバーとして、唯一無二のキャプテンとして約１１年２ヶ月……４０６６日間、走り続けた。
活動停止直後の彼女は、「ハロー！プロジェクト・アドバイザー」への就任が発表され、「こぶしファクトリー」「つばきファクトリー」のユニット名決定やメンバー選考などにも関わっていたとされる。だが、その後は具体的にどのような活動をしているのかは明らかになっていない。また、女優としてはコンスタントに舞台出演を果たしている。
Ｂｅｒｒｙｚ工房の活動停止より５年以上が経つが、清水はＡＫＢ４８柏木由紀と同学年で、まだ２０代である。
（文／ミゾロギ・ダイスケ）
