岩本蓮加×大園桃子×久保史緒里×阪口珠美×与田祐希『平行線』３期生ユニット「乃木坂46ユニットの魅力を語ろう！」

　エース・白石麻衣の卒業と新４期生など激動の中で、最近は期別楽曲が多く新しいユニット曲が生まれていない乃木坂46。ユニット曲は普段見られないメンバーの関係性やキャラクター、歌やダンスの技術の高さを知ることができる場でもある。ライブに行くことができないいまこそ、過去のユニット曲の歴史とその魅力について語り合おうじゃないか！

　大園と久保は不思議な関係だ。大園は久保に敬意を込めて「久保さん」と呼びながら、「性格が子供」とストレートに伝える。久保は「大園桃子」のまま活動している彼女を羨ましく感じている。

　今年６月、久保がブログでMV解説を書いていると、大園から「くぼさまのあれすき」「平行線もやって」「わたしたちのうた」とリクエストがきた。久保が喜び勇んで書いた解説ブログには「桃子には幸せでいてほしいんだ～」と書かれていた。大園はすぐさま久保に感謝を伝えるだけにブログを更新。不器用な２人が交わった時のきらめきはあまりに眩しい。

（ＥＸ大衆２０２０年１２月号「乃木坂46ユニットの魅力を語ろう！」３期生ユニット） 取材・文●大貫真之介