■非ジャニーズファンの存在

 デビューから1年程度の若手であるSnow Manが「元日放送」という出世枠を手にした背景には、非ジャニーズファンの存在が関係する。

「地上波テレビでは、いわゆるジャニオタと呼ばれる人たちだけでなく、普段ジャニーズにあまり関心がない人を引きつけられるかが大きなポイントになってきます。Snow Manは、ジャニオタはもちろんのこと、K−POPファンをも虜にしはじめているとの話を聞きます。一部のファンの内輪的な盛り上がりで終わらない可能性があるから、TBSもそれを期待して、元日の枠を『それスノ』に与えたのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 K−POPファンの取り込みは、CDセールスへの影響もあったといわれる。

「Snow Manは10月7日にリリースした2枚目のシングル『KISSIN' MY LIPS / Stories』が初週で91.8万枚の売り上げを記録しました。K−POPファンがこのシングルを買ったという話もあり、こうした購買層の存在が驚異的な数字につながったという見方もありますね」(前同)

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