小栗旬『花男』花沢類オファーに「絶対やらない」!? 姉からは「おまえじゃない」の画像
小栗旬

 10月24日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に俳優の小栗旬(37)が出演した。女優の内田有紀(44)に憧れ、11歳で児童劇団に入り、その後、本格的に役者に専念するために高校を中退したという小栗。今や日本を代表する俳優の一人となった小栗の出世作といえば、2005年に放送されたドラマ『花より男子(花男)』(同局系)で、花沢類役。松本潤(37)、井上真央(33)らと共演したこのドラマで、小栗の演じた花沢は、原作ファンのみならず、原作を知らない女性たちをもトリコにした。

 しかし、当時23歳の小栗は「少女漫画のキラキラしたのがやりたくなくて……」と、花沢類役をやることに強い抵抗があったという。オファーを受けた小栗は「絶対、俺はやらない」とマネージャーと相当やりあったが、ふと『花男』の大ファンだった母親と姉がどういう反応をするのか気になり、相談したところ、姉から「おまえじゃない」「絶対ありえない」とあしらわれ、逆に小栗は「姉ちゃんにこんなこと言われたらやるっきゃない」と逆にスイッチが入り、オファーを受けたと語った。

 しかし、役者として渋い路線を目指したかった小栗は、撮影中も少女漫画の役を演じることに葛藤があり、クッションを抱くシーンでは「俺、クッション抱くのか……」と悩んだと明かし、「もうこんだけ悩んでるぐらいならやってやれと思って、全力でクッション抱いて」「やったら評価してもらえたんですよね」と、悩みを振り切った全力の演技がブレイクのきっかけになったと振り返った。

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