羽生結弦“中退危機”を乗り越えて…「8年ギリギリ大学卒業」の偉大さの画像
羽生結弦選手

 フィギュアスケート選手の羽生結弦(25)が、早稲田大学人間科学部(通信教育課程)を9月に卒業していたことが11月8日に判明した。羽生は13年に早稲田に入学してから14年ソチ五輪や18年ピョンチャン(平昌)五輪で金メダルを獲得。同年に国民栄誉賞。を受賞する一方で、拠点のカナダでオンライン授業を受けたり、課題などを提出する生活を送っていた。

 大学の学部生として在籍できるのは8年間と決まっているため、この4月からが卒業に向けてのラストイヤーだったのだ。

「9月20日に卒業式があったのですが、コロナ禍で規模が縮小していて、各専攻の代表者が卒業証書を受け取る形だったため、式に出席することはありませんでした。8年かかってしまいましたが、中退することもなく無事に卒業できてよかった。芸能人やスポーツ選手が大学に行くのは珍しい話ではないですが、きちんと卒業できずに終わってしまうことも多いですからね」

 たとえば羽生と同じスポーツ選手では、幼少期から卓球界で頂点に君臨し続けていた福原愛(32)も、07年に早稲田大学スポーツ科学部に入学。入学当初は「インカレなど大学の試合にもでたい」と意欲的に語っていたのだが、選手生活と学業を両立するのは難しいとして、10年に自主退学している。

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