■各局、追随する可能性も……
ただ、たけしのコストパフォーマンスをめぐる話は、『ニュースキャスター』に限ったものではなく、
「フジテレビの『奇跡体験!アンビリバボー』でも、同様のことが言われています。たけしさんは、1997年の番組開始当初からストーリーテラーの立場で、他の出演者がいるスタジオには基本的に顔を出さないため、出演時間は短い。収録時間も短くて済み、たけしさんの出演シーンだけ、1度に4本分撮るときもあるとささやかれています。それだと、わずか数時間で4本分の1600万円のギャラが発生する計算になります。稼働に対してギャラがあまりに高いので、本当に番組に必要なのか、という話も出ているといいます」(前出の放送作家)
11月10日、TBSテレビの担当者に、たけしの『ニュースキャスター』降板について問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
「TBSに限らず、今回、各局、本気で出演者のギャラ減額のお願いをするといわれています。たけしさんのギャラはあまりに高いんです。『ニュースキャスター』からの降板が公になれば、各局なだれのように、次々とたけしさんを切る動きが出る、ともささやかれていますね……」(前出の制作会社関係者)
日本芸能界のトップ・ビートたけしにも、世界を大きく変えたコロナ余波が直撃しているようだ――。