■嵐はこの10年の「『紅白』の顔」

 嵐は2009年の初出場から11年連続で『紅白』に出場しており、2016年、2018年、2019年と3回も大トリを務めている。また、白組司会もこの10年間で9回も務めている、まさに『紅白』の“顔”とも言える存在だ。

「それだけにNHKサイドも当然、今年も出場してくれるだろうと期待していたでしょう。『紅白』が嵐のラストステージとなれば、注目度もグンと高まりますからね。ただ、嵐はファンとこれまで築いてきた絆を優先した。それは当然と言えば当然です。

 しかし、ジャニー喜多川氏がご健在であれば、そうはなっていなかったでしょうね。ジャニー氏、そしてジャニー氏の姉のメリー喜多川名誉会長は『紅白』を本当に大事にしていましたからね」(芸能プロ関係者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5