■洗脳相手にヌード写真集を提案された
復帰したマリの仕事は、地方のスナックやキャバレーのステージなどが多く、客からの心無い言葉などでメンタルの調子を崩していたという。“拝み屋”にとっては、うってつけのタイミングだったのだ。
「最初は相談に乗るだけで、一切の金銭要求を行わなかったが、次々と悩みを当てるKに心酔して、辺見は2時間正座して祈祷するといった“修業”に没頭するようになった。ところが、急にKが“神の声が聞こえなくなった”と失踪。心の拠り所がなくなった辺見はさらに修行に没頭したが、ここに同じく弟子の1人だったAが目を付けたといいます」(テレビ局関係者)
Aは辺見から数万円~数十万円、果ては数百万円と、辺見から莫大なお金を騙し取っていった。「マリさんのお金は悪いお金。お金は博打で捨てろ」というめちゃくちゃな理屈も、辺見は信じてしまった。そして、Aのアイデアで件のヘアヌード写真集を出したのである。
えみりは『シンソウ坂上』で、ヌード撮影当日に母を「絶対に嫌だったから止めた」「素敵なママを撮ってくれればという思いもあったものの、お金のためっていうのが引っ掛かる」としている。