NHK朝ドラ『エール』超有終の美「志村けん・15分コンサート・デート記事」3つの奇跡の画像
志村けん

 窪田正孝(32)主演のNHK連続テレビ小説エール』が、11月27日に最終回を迎えた。本編のドラマは26日にフィナーレを迎えていて、27日には『~「エール」コンサート~』と題して、NHKホールからキャスト総出演で、主人公のモデルとなった音楽家・古関裕而の名曲ライブを15分いっぱい行うという、超異例な終幕となった。

「本編最終回もコンサートも、どちらも素晴らしい仕上がりで、まさにグランドフィナーレでしたね。ドラマ最終回では特に、今年3月29日、『エール』放送開始の前日に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)の“奇跡の笑顔”も話題になりました」(女性誌記者)

 志村さんは「クラシック音楽の作曲家を目指す主人公・古山裕一(窪田)のあこがれの人物だったが、古山の才能に嫉妬し、わざと大衆音楽の作曲家として契約させた大御所の作曲家・小山田耕三」を演じていた。NHKは志村さん出演日に「志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね」と、生前のコメントを紹介していたが、実際にコメディアンの笑顔を封印し、終始不機嫌そうな顔で威圧感を放っていた。

 ところが、最終回でその志村さんが笑顔を見せたシーンがあった。

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