■木村と工藤の初共演の曲

「ジャケット写真は工藤と石橋らしき男(顔の上半分が隠れている)がキスする直前の写真で、PVでは、石橋と工藤が何度も濃厚なキスをしていたんです。当時の石橋は、182センチの長身であるうえに筋肉質な身体つきやヒゲがなかなか男前で、バツグンにカッコよかった。キスも絵になっていました」(前出の女性誌記者)

『ミュージックステーション』に出演した際も、「この唇は止められない」というデュエットパートの部分を歌唱後の間奏で、本当にキスをしていた2人。ちなみに、当時の工藤はまだ木村と交際どころか共演したこともなかった。

 しかし、実はこの曲は木村と工藤が交際にいたる際に、重要な役割を果たしていたのだ。

「工藤と木村は、97年6月に『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)で初共演を果たしました。この際に、木村とデュエットで披露した歌こそが、『A.S.A.P』だったんですよ。もちろん、相手が国民的アイドルのキムタクなのでさすがに実際にキスはしていませんが(笑)」(前同)

 当時、木村は24歳、工藤は27歳。木村は、おニャン子クラブ時代から工藤の大ファンだったと言われているほか、工藤は89年に少年隊植草克秀(54)や光GENJI諸星和己(50)、91年には中山美穂(49)と田原俊彦(59)との三角関係などが報じられ、『ジャニーズキラー』とされていた。そのため、『スマスマ』以降は両事務所が「工藤とSMAPは共演NGにしている」というウワサも出ていた。

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