■課金者の数は世界一!?
前出のITライターは続ける。
「Dラボの金額にYouTubeとニコニコ動画の収益を足すと、10月のDaiGoの動画関連での月収はざっくりではあるものの、9.1億円が見込めるといいます。このとき、Dラボが初月でなおかつ料金を年間払いにしているユーザーが多かったといい、“今月たまたま多いだけ”と説明していました。それだとしても、とんでもない金額ですよね」
驚くべきは、金額だけではないという。
「10月19日のヒカルとのコラボ動画でDaiGoは、Dラボやニコニコ動画のメンバーシップといった“僕のサービスに課金してくれる人が20万人ぐらいいる”と明かしました。この人数は、ニコニコ動画の高い地位にいる人から、個人のサブスクリプションをやっている人は少ないとはいえ、“世界で一番多い”と言われたそうです」(前同)
DaiGoは「一流の研究者とか料理人とかとコラボして、たとえば3か月でフレンチの職業がマスターできるとか、自宅のたとえば自重トレーニングをたとえば3か月でマスターできるコツ」といった例を挙げ、こうした習い事のようなコンテンツを「独自課金で提供しようかな」とDラボの今後についても話している。
「Dラボでは、すでにYouTubeなど既存のオープンなプラットフォームではまず見られないような、性についての深い内容も取り上げるなど、オリジナリティにあふれるコンテンツに触れることができます。これに加えて習い事ができるようになったら、非常に強力なサービスに進化していくのではないでしょうか。
ちなみにDラボのシステムの構築費は億単位でかかっているとのことです。将来を見据え、身銭を切って新サービスを研究開発する姿勢はトップYouTuberにもないことですし、またそれが可能な懐具合もすごいですいよね……」(同)
他が提供しているシステムを上手く利用することに止まらず、独自に動画配信プラットフォームまで開発。収益性を極限まで高め、稼ぎまくっているというDaiGo。驚異の進化を続ける彼は、はたしてどこまで行くのだろうかーー。