■『火サプ』の打ち切りに日テレ内部からも「なぜ?」

 2011年4月に深夜枠でスタートし、2013年4月から火曜22時のプライム帯に昇格した『ボンビーガール』。

 番組開始以降、元TOKIO山口達也(48)と水卜麻美アナウンサー(33)がMCを務めていたものの、山口が不祥事により降板。現在は水卜アナ1人で進行役を担当している。

「ここ最近は世帯視聴率が1桁台で、個人視聴率も低迷。9月22日の放送回からリニューアルされたのですが、番組内容に大幅な変化はなく、世帯視聴率9.5%、個人で5.3%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)という結果でした。

 そのため、日本テレビ内部でも打ち切り候補の断トツ筆頭番組として『ボンビーガール』の名前が挙がる、という状態だったんです」(前出の制作会社ディレクター)

『スポニチアネックス』によると、『火サプ』の人気コーナー「アポなしグルメ旅」のロケが新型コロナウイルスで難しくなり、「これまで通りのロケができない」ということで、打ち切りが決まったという。

「ただ、『ボンビーガール』も不動産屋に行ったり、物件を内見したり、ボンビーガールの家を訪問したりと、ロケの要素は多々ありました。にもかかわらず、『ボンビーガール』より『火サプ』が先に打ち切りになることに、日本テレビ関係者からも“なんで!?”と疑問の声が上がっています。

 驚きの改編ですが、『ボンビーガール』が打ち切りを免れたのは、これまで総合演出を担当し、人気番組に育て上げてきた日本テレビの敏腕演出のS氏が、この秋の人事で異動となったことが関係している可能性もあります」(前同)

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