■中国から大食いが消滅!?

 1992年放送開始の『TVチャンピオン』(テレビ東京系)での「全国大食い選手権」や2001年スタートの『フードバトルクラブ』(TBS系)など、テレビの大食い番組には歴史がある。

「一時は、草なぎ剛(46)主演の『フードファイト』(日本テレビ系)というドラマが放送されるなど、大食いブームも起きました。その一方で、“食べ物を粗末にしすぎ”という批判も、常につきまとってきました。

 現在の大食い番組は、食品ロスのことも考えて制作されてはいますが、無理をして頑張って食べる姿を楽しむフォーマット自体は昔から変わっていない。必要以上に食べる行為は、もし食べきったとしても、サステナビリティの観点から好ましくないとの声も聞こえてきます」(夕刊紙記者)

 すでに大食いコンテンツを規制する事例も出てきているという。

「複数メディアの報道によると、中国では動画投稿サイトにアップされた大食い動画が人気を博していたのですが、8月に習近平国家主席(67)が“食べ物の浪費をなくそう”との重要指示を出したことで、動画サイトで大食いコンテンツが規制の対象になっているというのです」(前同)

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