あなたは、こちらのYouTube動画をご存じだろうか?
これは、今年で創業111年を誇る老舗書店・有隣堂が公開しているYouTubeチャンネル『有隣堂しか知らない世界』で公開され、お店で扱っている文房具などを紹介していく動画なのだが……実は、そのあまりにもパンチの効いた内容に、中毒者が続出している今話題のコンテンツなのだ。
この動画でMCを務めるのは、オリジナルキャラクターであるR.B.ブッコローさん。R.B.は「リアルブック」の頭文字で、「真の本、真の知」との意味、ブッコローはブックとオウル(フクロウ)を掛け合わせているとのこと。
……と、ここまでの説明だといかにも真面目そうなキャラクターに思えるが、実はなかなか破天荒な性格で、毎回の動画では忖度無しの毒舌を吐きまくり、その小気味良さで視聴者を魅了している。
今回、そんな『有隣堂しか知らない世界』の撮影現場に潜入させていただいたのだが、そこで目にしたのは、ひたむきなまでの努力とこだわりで動画を制作するスタッフの皆さんの“熱すぎる姿”だった。
まずお話を伺ったのは、店舗プロモーション課の渡邉郁さん。
「有隣堂は今までもSNSなどで発信をしてきましたが、それをデジタルビジネスとして成立させるための第一弾としてYouTubeチャンネルを始めました」とのことで、「出演するスタッフが心から愛しているものを紹介するのがこだわりです」と語るように、その内容はマニアックな商品世界などを紹介しながらも、ついつい引き込まれてしまう魅力にあふれている。
また渡邉さんによると、「小売業なので、お付き合いさせていただいているメーカー様や出版社様といったお取引先様にご出演していただける機会をちょっとずつ増やしていきたいです」とのことで、取材に伺ったこの日も、印章・スタンプメーカーのシヤチハタから担当者が出演し、河野太郎大臣が推奨する“はんこ不要論”について対談するなど、なかなか刺激的な撮影が行われていた。
さらにこの日、MCを務めるR.B.ブッコローさんにもインタビューを敢行。
ブッコローさんからは撮影での苦労や、内容についての自身の考察が飛び出し、「一番面白いところは全てカットされている!」といった衝撃的な発言も飛び出すこととなった。
この取材の全容については以下の動画でぜひご確認を!