■松本はとんねるずが来る確信があった
一方の石橋も18年に『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、当時の舞台裏を明かしている。フジテレビの指示では当初、とんねるずと爆笑問題は、ダウンタウンやウンナンと一緒にステージに上がるのは止められていたという。しかし、松本が「ネットが荒れる」発言をしたことで、
「すぐに着替えて。“憲武(木梨憲武)行くぞ”って言ったら、憲武はすでに着替えてたからね」と、2人の意図が一致していたことや「「別に俺らはダウンタウンとどうのこうのあるわけじゃないし」と、不仲説を否定していた。
「むしろ、石橋は過去に爆笑問題がダウンタウンを激怒させ共演NG説が出ている件に触れて、“タモリさんの最終回の中で、そういう人たちをいちいちコーナーに分けてやるってこと自体、おかしいじゃない”と、晴れの舞台での共演NGをナンセンスとしていました。意外と、松本も同じ気持ちだったのかもしれませんね」(前出の女性誌記者)
石橋は、
「あれが、フジテレビがいちばん上手だったことだよね。日テレもTBSもテレ朝も手が出ないくらい」「みんなごちゃごちゃになって、わーって、お祭りになって、それがフジテレビの凄さだった」「タモリさんの最終回の番組でそれができなかったから、ぐちゃぐちゃにしてやろうと思って」
と、熱く思いを語っている。