■長澤の言うことは「絶対」

「というのも『コンフィデンスマンJP』は2作合わせて60億円超の興行収入は固い。3作目もそれと同等かそれ以上の興行収入になるのではないでしょうか。加えて、長澤が主要キャストとして出演する『キングダム』は57億円。『キングダム』は第2弾の製作まで明らかになっていますが、実は、第4弾まで製作が決まっているというんです。同程度の興行収入になると考えると4作合計で約240億円。

 さらに『マスカレード・ホテル』の続編も同程度の成績だと考えると、2作合計で約100億円。加えて現在公開中の映画『MOTHER マザー』でも主演を務めていますし、2021年公開予定の庵野秀明監督(60)による注目作『シン・ウルトラマン』にも出演しています。長澤がここ数年で築き上げる興行収入は500億円以上になるかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)

 一方の木村も、『マスカレード・ホテル』をはじめ、二宮和也(37)と共演した話題作『検察側の証人』といった大ヒット映画に出演している。

「さらに『教場』(フジテレビ系)、『グランメゾン東京』(TBS系)、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)など、主演ドラマは軒並み大ヒットしています。ただ、映画だけで見ると、前作の『マスカレード・ホテル』と今後予定されている続編で見込まれる興行収入は約100億円、『検察側の証人』も大ヒットを記録しましたが、興行収入は約30億円。

 木村は主演のみ、長澤は主演以外もこなすという差はありますが、500億円超の長澤のほうが映画業界では重要な俳優と言えるかもしれません。それほど今の長澤は圧倒的に“稼げる”女優。『コンフィデンスマンJP』の次回作がハワイで撮影になるかもというのも、主演の長澤がハワイが好きだから、という理由だといいます。

 それほど、今の長澤の言うことは「絶対」なんです。その発言の影響力は絶大で、長澤の事務所は木村との不仲関係について否定しているようですが、“火のないところに……”とも言いますからね。

『マスカレード・ホテル』はもうすぐ続編の製作に入るということですが、“木村との共演がやりにくい”となったら、宣伝やイベントでの共演に長澤サイドがNGを出してしまう可能性もあるのかもしれないですね。そして、共演NGで次回作がラストということになるのかも……」(前同)

 天下のキムタクが、映画女王・長澤にひれ伏す!?

(2020年8月26日公開)

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