■島田紳助氏は芸能界引退……

 2012年10月、元タレントの島田紳助氏(64)と吉本興業は『週刊現代』(講談社)の「島田紳助と暴力団」などと題する記事で名誉を棄損されたとして、出版元の講談社に1億6500万円の損害賠償を求める裁判が行われた。

 2011年10月15日号の同誌では、京都市内の不動産取引で島田氏が暴力団組員と同席して交渉したなどと報じた。

 東京地裁は複数の建設会社社員らに対する『週刊現代』側の取材内容について「具体的かつ詳細で、内容に不自然な点はない」と指摘し、「少なくとも記事の重要部分を真実と信じる相当の理由があった」として、島田氏側の主張を退けた。

「一方、吉本興業について記載した部分については“所属タレントと暴力団の関係に寛容な会社であるとの印象を与えた”として名誉棄損を認め、講談社側に対し、吉本興業に110万円を支払うように命じました」(芸能記者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5