綾瀬はるか、広瀬すず、宮崎あおい…大河と朝ドラと紅白の関係を考えるの画像
広瀬すず

 大河ドラマ連続テレビ小説(以下:朝ドラ)、『紅白歌合戦』。NHKの3大娯楽コンテンツは、密接な関係にある。近年は『紅白』の紅組司会者を大河か朝ドラのヒロインが務めるケースが多く、審査員や応援ゲストとしても、どちらかの出演者が登場する。

 2018年は、紅組司会者に朝ドラ『なつぞら』の宣伝も兼ねて広瀬すずを起用。2019年は『いだてん』のヒロイン・綾瀬はるかが、通算3度目の大役を務めた。なお、一度目は『八重の桜』の放送年だった。

 ちなみに、2大ドラマの主演女優で、その年の紅組司会を務めた最初の人物は、86年に朝ドラ『はね駒』に主演した斉藤由貴だ。彼女は女優系アイドルだったが、オリコン上位に入るヒット曲を多く出しており、この時は、歌手としても堂々の出場を果たした。

 また、NHKは一度朝ドラに主演した女優を、その後も大河ドラマに限らず、自局のドラマで積極的に起用する傾向がある。

 とはいえ、2大ドラマの両方に主演したアイドル系女優は『ひまわり』と『利家とまつ』の松嶋菜々子、『純情きらり』と『篤姫』の宮㟢あおい、『おひさま』『花燃ゆ』の井上真央と3名だけ。

 そして、その中で井上真央のみが、『おひさま』放送年に紅白司会も担当した、唯一のグランドスラム達成者なのである。ただし、『花燃ゆ』は低視聴率だったためか、その年の紅白では、ほぼスルーされていた。

●NHK大河ドラマ
・放送開始:1963年4月7日『花の生涯』
・現在まで放送された作品数:全59作
・最高視聴率:『赤穂浪士』(64年)53%
・最高平均視聴率:『独眼竜政宗』 (87年)39.7%
※視聴率はビデオリサーチ調べ

(EX大衆2020年1月号「大河ドラマとアイドル」大河と朝ドラと紅白)

「大河ドラマとアイドル」

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