2020年に話題になったドラマを振り返ったとき、多くの人が同じ感想を抱くだろう。「TBSばっかりじゃないか……」と。
『スカパー!』が実施した、全国の15歳~69歳の男女1000名を対象に、2020年11月30日(月)~12月1日(火)の2日間のインターネットアンケート『今年の感動ランキング2020』の「今年感動を与えてくれたドラマの主人公」の全体ランキングでは、全10位のうち5作品がTBSのドラマで、しかも6位の『MIU404』以外、すべてトップ5に入選している。
「”女性部門”では『おカネの切れ目が恋のはじまり』も10位にランクインしていますね。
すごいのは、ほとんどのジャンルの作品が入選していることです。たとえばテレビ朝日は『相棒』や『科捜研の女』のような刑事ドラマ、日本テレビはコメディドラマなど、ある程度得意なジャンルがありますが、TBSは、恋愛は『恋はつづくよどこまでも』、ヒューマンドラマは『私の家政夫ナギサさん』、サスペンスドラマは『テセウスの船』、刑事ドラマは『MIU404』、社会派ドラマは『半沢直樹』と、まったく隙がありません」(広告代理店関係者)