■疲労が限界だったか

「ふだんは収録ですが、初回が生放送だったことも影響しているかもしれません。アトラクションに挑むうえ、セット間の移動が多く、“移動が多すぎて!”“収録にしませんか? 生放送辛いわ!”と、相葉は大変そうにしていました。年末から新春にかけては怒涛のスケジュールで精神的にも肉体的にもキツかっただろうし、疲れが限界だったのでしょう」(前出の女性誌記者)

 活動休止の最後の晴れ舞台となったのは、12月31日の20時からスタートした生配信ライブ。リハーサルが本格化したのは12月初旬のことだったが、ラストスパートのテレビ出演を合間を縫ってメンバーはリハーサルを重ねてきた。12月30日にはレコ大に初出演し、31日には紅白にも出演。嵐が『Happiness』を歌い終えた瞬間が、最高視聴率の47.2%となった。

 12月31日20時から23時にかけての無観客配信ライブで有終の美を飾ることに成功した嵐だが、新型コロナウイルスの影響で大幅に計画がくるい、メンバーの負担が大きかったことは想像に難くない。各局の特番撮影後に集まるなど、極限状態のリハーサルをこなし、嵐は本番で全28曲をおよそ3時間かけて歌い、フィナーレを迎えた。

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